こんにちは。(医)広伸会グループ歯科衛生士の吉田です。
さて、以前に東京や大阪などで歯科医院を展開するグループが一般の方向けに行ったアンケート調査によると、9割以上の方が『歯周ポケット』という言葉や存在を知っている、と答えたそうです。
テレビのCMなどでもよく耳にする言葉ですから、認知度はとても高いのですね!
しかしその一方で、実際に歯科医院で『歯周ポケットが深い』と指摘された経験がある人は、全体の3割程度にとどまったという結果も出ていました。
この数字を見て、ハッとさせられる思いです。なぜなら、歯周病は『沈黙の病気』とも呼ばれ、自分では気づかないうちに静かに進行していくことが多いからです。指摘されたことがないから大丈夫と思っていても、歯周病の検査をしていないだけで、お口の中でひっそり進んでいるケースが少なくありません。
ちなみに、この調査で「気になるお口の症状」として多くあがっていたのが、次の項目でした。
①歯磨きや食事のときに歯茎から出血する
②歯茎の腫れや赤みが気になる
③最近、歯肉が下がってきた(歯が長くなった)ように感じる
皆さまのご家族や、ご自身のお口の中に、こういったサインはありませんか?
歯周ポケットの深さを管理し、健康な歯肉を保つために一番大切なのは、やはり毎日のセルフケアです。この調査でも、ケアを意識している方の多くが、毎日の歯磨きに加えて、フロスや歯間ブラシの使用、定期的な歯科検診やクリーニングをあげていました。
毎日歯磨きを頑張っていても、歯周ポケットの奥に入り込んでしまった歯石やプラーク(細菌の塊)は、お家の歯ブラシだけでは落としきることができません。
最近、歯医者さんで検査をしていないな、自分の歯周ポケットの状態ってどうなんだろう?と気になった方は、ぜひ一度、歯科医院へ行ってみてください。
皆さまが一生ご自身の歯でおいしくご飯が食べられるよう、現在のお口の状態を知ることから、始めてみませんか?
