こんにちは。(医)広伸会グループ歯科衛生士の吉田です。
爽やかな新緑の季節を迎え、過ごしやすい日々が続いていますね。五月も中旬を過ぎ、連休の疲れも抜けて日常のペースを取り戻した頃ではないでしょうか。
今日は、一見するとお口とはあまり関係がなさそうに思える骨粗鬆症(こつそしょうしょう)と歯科治療の関わりについてお話ししてみようと思います。
整形外科などで骨粗鬆症と診断され、骨を強くするためのお薬を処方されている方にとって、定期的な歯科検診は全身の健康を守るための大切な鍵になります。
骨粗鬆症の治療では、骨の吸収を抑えて骨密度を高めるお薬がよく使われます。
これらは骨折を防いで元気に歩くために不可欠なものですが、お口の中が汚れた状態のままで抜歯などの外科的な処置を行うと、まれに顎の骨にトラブルが起きてしまうケースがあることが知られています。
こう聞くと、骨の薬を飲んでいると歯医者にかかれないのでは?と不安になるかもしれませんが、決してそんなことはありませんので安心してくださいね。
もし、最近になって骨粗鬆症のお薬を飲み始めたり、定期的な注射の治療を受けたりしている方は、どんなに些細なことでも構いませんので、ぜひスタッフまで教えてください。
その際にお薬手帳を見せていただけると、より適切な、ご提案ができます。
骨粗鬆症の治療薬(骨吸収抑制薬など)を使用している場合、抜歯などの外科処置後にに顎の骨が壊死するリスクが指摘されていますが、これは口の中を清潔に保つことで重症化しづらいという報告もあるそうです。
クリーニングを含めた定期的な検診で、歯周病予防と口腔ケアを継続しましょう。
