
こんにちは。(医)広伸会グループの歯科衛生士、吉田と申します。
皆さまは、「歯ヂカラ」って聞いたことはありますか?
これは、ガムでおなじみのモンデリーズ・ジャパンが広めた言葉で、歯の強さや噛む力、口の機能を総合的に見直すために作られたコンセプトなんです。そして、この「歯ヂカラ」を考えるきっかけとして、9月が☆歯ヂカラ探究月間☆に制定されました。
「歯ヂカラ」は、ただ歯が丈夫っていうだけじゃなくて、「しっかり噛める」「よく食べられる」「きちんと話せる」といった、口全体の健康状態を表す言葉です。歯ヂカラが弱ってくると、噛むのがつらくなったり、滑舌が悪くなったり、顔まわりの筋肉がたるんできたりと、いろいろな不調につながることもあるんです。
現代は、柔らかい食べ物が多かったり、会話の機会が少なかったりで、子供から大人まで、思っている以上に噛む力が弱くなっている人が多い印象です。
でも、ちょっとした心がけで歯ヂカラはちゃんと育てられます!
まずは、食事のときによく噛むこと。
一口で30回くらいを目安に、ゆっくり味わってみてください。
それだけでも、唾液がたくさん出て虫歯や歯周病の予防になりますし、消化も助けてくれます。
そしてもちろん、定期的に歯科医院でチェックを受けるのも大事。
虫歯や歯周病が進むと、噛む力も落ちてしまうので、予防することが1番です。
9月は季節の変わり目で、体もなんとなく疲れがち。
そんな時期だからこそ、自分の「歯ヂカラ」を少し意識してみてほしいなと思います。
歯ヂカラを高めて、これからも元気に過ごしましょう!